高菜のピリ辛ふりかけ|夏への準備に苦味のある常備菜をストックしよう!

5月5日は、二十四節気でいう「立夏」。 立夏は「りっか」と読み、夏が立つと書くように、夏の気配が感じられ、陽気も増してくる時期のことを言います。暦の上では、緑が茂り、田植えや種まきなどの畑仕事が始まる頃を言い、夏に入る手前の初夏のことを指します。よって、立夏から8月初旬の立秋の前日までが、夏ということになります。体感する暑さを思うと少しズレを感じますが(笑)。この二十四節気の面白いところは、この日から次の季節が始まるというタイミングが暦として残っていること。自然界の変化と同じようなリズムで私たちも過ごしていくことは、身体を健やかに整えていく手段でもあります。
苦みがあるお野菜だからこを常備菜にしよう
暦の上で夏になり、春から夏にむけて身体の変化を整えていくことがとても大切になってきます。薬膳でのケアでは春から夏にかけて特に取り入れてもらいたいのは「苦味」。そこで今回のおすすめ食材は「高菜」です!
苦みを含んだ肉厚な葉物お野菜で体内の余分なものを排出してくれる働きがあり、むくみや便秘の症状にも効果がある高菜。といっても苦味の食材を子育て家庭の食卓に入れるとなると中々難しい。「だって子どもたちが食べてくれないんですもん!(笑)」さらに言えば高菜だけではないけれど、苦味のあるお野菜は総じて辛味を感じるものも多くあります。
高菜のピリ辛ふりかけ
今回はそんな高菜を、ちょっと工夫した常備食で、いつでも食べやすい一品にしてみました。
材料
- 高菜 100g
- ごま油 適量
- 万能お出し(めんつゆ) 50g
- 唐辛子 適量
- 塩 適量
作り方
① 高菜を千切りにしてごま油と唐辛子とともに、しんなりするまで炒める。
② 万能だしを水で2倍に薄めたものを①に入れて、焦がさないように炒めて味を含ませたら完成!
苦味のあるお野菜なら何でも美味しくできますよ!ごまを入れても美味しくて、塩味や辛味も水分を飛ばしたあと調節してみてくださいね。ご飯にたっぷりのせて美味しいですよ♪ぜひお試しあれ!