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旬の野菜 爽菜農園(そうさいのうえん)

関東
サシバ飛び交う 自然豊かな市貝町で出会った あたたかいご夫婦

サシバ飛び交う 自然豊かな市貝町で出会った あたたかいご夫婦

みなさん、「サシバ」という鳥をご存じですか? 里山で人間の近くに暮らす猛禽類で絶滅危惧種に指定されています。そのサシバが飛び交う栃木県芳賀郡市貝町で、循環のある暮らしをしながら、有機栽培や自然栽培で野菜、米、麦、大豆を育て、平飼い自然養鶏の卵を販売しているご夫婦がいます。
 お二人とも青年海外協力隊員としてご活躍されていました。ご主人の小野寺徹さんはケニアで自動車整備士の指導を、奥様の幸絵さんは中米コスタリカで村の生ごみを集め堆肥を作り有機農業を普及させる活動を、そして二人はそれぞれの帰国後に「協力隊とちぎOB会」にて出逢い意気投合するのです。
 徹さんがサバンナで暮らしていた頃、動物たちが草を食べ、草が無くなるとそこを去り、残った糞からまた草が生え、そしてまた動物たちが戻ってくる、そんな循環ある生き方を体感します。自身もそれを実現させるべく、帰国後には栃木県芳賀郡芳賀町にある「有限会社ドンカメ」(※)と言う会社で働きながら農業研修をし、2001年に就農されました。

(※)「ゴミを宝に!」をスローガンとし、町の生ごみを集めて堆肥を作り、その堆肥で地元の農家が農産物を作り、その農産物を学校給食などで子供たちが食べる。そして、その生ごみがまた堆肥になる、という循環の町を作った会社。
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オーガニックとは、自然の循環を意識した田舎の暮らしそのもの

オーガニックとは、自然の循環を意識した田舎の暮らしそのもの
 お二人にとっての「オーガニック」とは、暮らしそのものであり、動物たちのように自然と一体となり循環ある生き方をする事です。幸絵さんは、就農するまでに栃木県内の色々な有機農家さんと繋がってきました。人参の間引きやシイタケの植菌、有限会社ドンカメでの体験を通じ、それに携わる方々はとても生き生きと暮らしている事に気が付き、そして自分自身も心身共に喜んでいるのを実感したそうです。
 爽菜農園では、資材もビニールマルチは使わず、田畑で出るワラやもみ殻、畑の草などを野菜の根元に敷いてマルチにしたり、野菜の支柱も山に入り篠竹を切って使う、少しだけ使う肥料は当然飼っている鶏の鶏糞と山の落ち葉のみです。循環しないものは使わないようにしています。里山の恵をありがたく頂き、それらは発酵分解して自然に還っていきます。幸絵さんは、直売所に野菜を出荷する時にビニール袋を使うのさえ心苦しいと思っておられます。また、里山は放置していると荒れる一方で、イノシシが増えたり、篠竹や竹が畑に侵入して使えなくなったりする。だから自然と言ってもそれは手つかずのものではなく、人の営みがあってこそであり、田舎の人同士のつながりや活動をとても大切にされています。

爽菜農園のニューフェイス 「むらさき色の野菜うどん」

爽菜農園のニューフェイス 「むらさき色の野菜うどん」
 爽菜農園は、その季節その日に採れる野菜を「旬の野菜セット」として定期宅配しています。オプションで、平飼い自然卵やお米も一緒にお届けできます。不定期ですが、市貝町の道の駅や宇都宮市の直売所などでも購入することができます。
 また、時期によっては、無肥料自然栽培の小麦から作った「くろうどん」や、つぶした鶏のお肉から作った「粗挽きチキンウィンナー」なども販売しています(ウィンナー加工は、プロの業者さんへ委託しています)。
 「むらさき色の野菜うどん」も最近出来上がったばかりです、これは市貝町協議会(いちかい里山オフィス)と一緒に商品開発していて、同じ市貝町の有機農業仲間の有機栽培ホウレンソウと爽菜農園の自然栽培小麦と有機栽培紫サツマイモから作ったコラボ商品です!そして2020年には、自然栽培の大豆と小麦から作り木樽で2年熟成した天然醸造の醤油も出来上がってきます、こちらはご夫婦も出来上がりを心待ちにされているようです!
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もっと爽菜農園を知りたいなら 季節のイベントへGO

もっと爽菜農園を知りたいなら 季節のイベントへGO
爽菜農園では、様々なイベントを開催したり、町のイベントにも積極的に参加しています。
主なスケジュールは以下のとおりです。

■3月【農・食・いのちのワークショップ】(鶏を解体して食べる、写真右下)
■4月【サシバの里の縁側めぐり】(サシバの里協議会実行委員として)
■5~6月上旬【田植え】【SATOYAMAヘルシーマーケット】(実行委員として、写真左上)【サシバの里の縁側めぐり】(サシバの里協議会実行委員として)
■7~8月【農と自然を満喫する~夏休み親子生き物調べ体験教室】(写真右上&左下)
■9~10月【稲刈り】
■11月【SATOYAMAヘルシーマーケット】(実行委員として、写真左上)【サシバの里の縁側めぐり】(サシバの里協議会実行委員として)
★年間通して【種まきから始める味噌作り「いちかい大豆部」】【種まきから始める米作り「いちかい米米クラブ」】

※その他要望があれば、随時野草摘みと野草の天ぷらを食べる会や芋ほりなどの農業体験も開催しています。ライターの私も「いちかい大豆部」の一員です!

どうしたら自然や田舎を守り続けられるのか わたし達にできる事

どうしたら自然や田舎を守り続けられるのか わたし達にできる事
 元々ボランティア精神の強いお二人は、長年有機農業・自然栽培で暮らしながら、町おこしの活動をしたり、農業イベントを開催したり、様々なことに協力してきましたが、どんなに個人の農家が規模拡大しても耕作放棄地を全部耕すことはできない、一日限りのボランティアや1か所だけの環境保全地などでは、本当の意味で自然や田舎を守り続けるのは難しいと思うようになったそうです。
 農業の事、自然環境のことを知り、本気で好きになって通ってもらう為、年間通して爽菜農園に通ってもらう仕組み作りに真剣に取り組まれています。今年初の取り組みとして、一年間田んぼに通い、自分の食べるお米を自分で育てる「いちかい米米クラブ」が始まりました。また、就農したい若者を研修生として受け入れる活動もされています。
 これらの取り組みが広がる事で耕作放棄地を解消し、メガソーラーから里山を守り蛍の乱舞する川の源流を守りたい、そして、この土地に移住したいと思う人が出る事を期待しながら、自分の食べるもの、自然環境のこと、農業のことを本気で考えている人とどんどんつながっていきたいと願っておられます。
旬の野菜 爽菜農園(シュンノヤサイ ソウサイノウエン)
〒321―3412 栃木県芳賀郡市貝町田野辺392
最寄り駅 真岡鉄道市塙駅
TEL/FAX 0285-68-5333
ホームページ http://sousainouen.web.fc2.com/index.html
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